北西の面から、傷みます。
金沢は冬に北西からの風雨と雪が当たります。だから建物の北西面だけが極端に傷んでいるということが普通に起きます。南面はまだきれいなのに、北西面はシーリングが切れて水が回っている、という家をよく見ます。
つまり「全部同じように傷んでいる」ことのほうが少ない。それなのに全面を同じ工事で見積もると、必要のないところにお金を使うことになります。
塗り替えの合図は、3つ。
チョーキング=外壁を手でこすると白い粉が付く。塗膜が寿命を迎えたサインです。
ひび(クラック)=髪の毛程度なら塗装で埋まりますが、幅が広いものは下地から手当てが要ります。
シーリングの劣化=サイディングの継ぎ目やサッシまわりのゴムが切れている・痩せている。ここから水が入るので、塗装より優先度が高いです。
この3つのどれかが出ていたら、一度見せてください。放っておくと、塗装で済んだものが張り替えになります。
塗るか、張り替えるか。
全面を金属サイディングに張り替えると280万円ほど。傷みの激しい一面だけを張り替えて、残りは塗装で仕上げるなら120万円前後です。
外壁塗装単独なら90万円から(足場・高圧洗浄・下塗り・上塗り2回・税込)。屋根塗装は60万円から。足場を組むので、外壁と屋根は一緒にやったほうが安く済みます。
考え方は替えるか、直すかに書いています。
金沢では、季節を選びます。
塗装は気温と湿度に左右されます。金沢の冬は雨と雪で乾燥時間が取れず、工期が読めません。外まわりの工事は春から秋に組むのが基本です。
逆に内部の工事(内装・水回り・内窓)は冬でも進みます。外を春に、中を冬に、と分けて計画することもできます。


