タイル張りの浴室は、寒くて当たり前です。
昔ながらのタイル張り(在来工法)の浴室は、床下と外壁に断熱がほとんど入っていません。タイルは熱を奪うので、足を着いた瞬間に冷たい。金沢の冬に「風呂が寒い」という相談が多いのは、これが理由です。
ユニットバスは工場で作った箱を組み立てるので、断熱材が最初から入っています。床も冷たくなりにくい素材です。交換するだけで体感が変わります。
解体すると、土台が腐っていることがあります。
在来浴室でいちばん多いのが土台と柱の腐りです。タイルの目地から水が入り、長年かけて下の木を傷めます。表からは全く見えません。
実際、宝達志水町のM様邸では、解体して配管と土台からやり直してからユニットバスを入れました。こういう補修が必要かどうかは、開けてみないと分かりません。だから見積りには「開けてから判断する項目」を明示します。
うちは直す工事を数多くやっているので、腐った範囲を見極めて必要な分だけ交換できます。全部替える必要はありません。
費用の目安。
ユニットバス交換は85万円から(解体・配管・土台補修・UB設置・税込)。在来浴室からの交換や、土台の補修が必要な場合は上がります。
浴室と一緒に洗面所も直す方が多いです。脱衣所が寒いままだと、ヒートショックの不安が残るからです。洗面台交換は25万円から。
窓も一緒にやると、補助金が効きます。
浴室の窓は小さいことが多いですが、そこから相当冷えます。内窓を付けるか、サッシごと交換するか。
先進的窓リノベ2026で、窓1か所ごとに補助が出ます(内窓Sグレードの小さい窓で2.2万円)。ただし補助額の合計が5万円未満だと申請できないので、家中の窓をまとめて計画するのが現実的です。金額表は内窓・サッシ交換のページに全部載せています。
断熱材や設備はみらいエコ住宅2026、給湯器は給湯省エネ2026(エコキュート最大14万円)。財布が別なので組み合わせられます。

