値段では、直せるかどうか分かりません。
中古住宅を探していると、同じ広さ・同じ築年数でも価格に大きな差があります。安い物件には理由があり、その理由が直せば解決することなのか、直しても解決しないことなのかで、買っていい家かどうかが決まります。
直せば解決すること=水回りが古い、間取りが今の暮らしに合わない、内装が傷んでいる、断熱が入っていない。これは全部、リノベーションで解決します。
直しても解決しにくいこと=基礎が割れて不同沈下している、主要な柱が複数腐っている、長期間の雨漏りで梁までやられている。ここに当たると、直す費用が新築を超えることがあります。
買ってから発覚すると、上振れします。
いちばん多いのがシロアリと土台の腐りです。床下に潜らないと分かりません。買ってから工事に入り、床を剥がして初めて発覚すると、その場で予算が組み直しになります。
次が雨漏り。売主が「今は止まっている」と言っても、屋根裏を見れば跡が残っています。跡の範囲で、梁がどこまでやられているか見当がつきます。
こういうものを契約する前に見ておけば、値段の交渉材料にもなります。買ってからでは交渉できません。
見るのは、4か所だけです。
基礎(構造的なひび・不同沈下)、土台(シロアリ・腐り)、柱と梁(雨漏りによる腐り)、雨漏りが今も続いているか。この4点が致命的でなければ、その家は直せます。
築年数はあまり関係ありません。築50年でも骨組みが生きている家はありますし、築30年でも雨漏りを放置して駄目になっている家もあります。
契約の前に、一度だけ見せてください。
現地調査は無料です。不動産会社の内見に同行することもできます。「この家は買っていい」「この家はやめたほうがいい」を、その場で言います。
うちで工事をする前提でなくても構いません。買う前の判断は、その後の何百万円を左右します。まるごとリノベーションにすると1,500万円から、費用の内訳も公開しています。


